居宅介護支援事業所
Home care support office
居宅介護支援事業所とは
都道府県の指定を受けてケアマネジャー(介護支援専門員)を配置しているサービス事業者のことです。
ケアマネジャーは介護保険法によって定められた資格であり、保健・医療・福祉の実務経験者です。
居宅介護支援事業者は、ご本人やご家族の要望を伺いながら、サービス提供事業者と調整を図り、介護を必要とする人が適切なサービスを使い、住み慣れた自宅・地域でその人らしく生活ができるようにサポートすることを目的としています。
支援内容
居宅介護支援事業所では、次のようなサービスを提供しています。
介護に関わるご相談
-
要介護認定申請手続きの代行
介護保険制度を使って介護サービスを利用するにあたり、ケアマネジャーがその手続きを代行いたします。介護保険制度の説明や認定結果通知書がお手元に届くまでの流れについても説明いたします。
また、要介護認定の更新や、各種手続きの代行サービスも行っているため、「症状が改善・悪化したので要介護認定の内容を変更したい」「書類の作成方法がわからない」といった場合もサポートいたします。 -
ケアプラン(居宅サービス計画)の作成
利用者様とご家族の普段の生活での困り事や要望、介護状況の状態を確認し、それを基に地域のサービス提供体制の中で最も適切なサービスの組み合わせを検討いたします。目標の達成時期やサービスの種類・内容・利用料など、利用者様にご提案いたします。
-
サービス担当者会議の運営
介護サービス利用者に関わる専門職や行政の担当者が集まり、ケアプランの実施状況や目標の達成状況についての情報を共有し、サービス内容の調整を行うサービス担当者会議を開催します。
-
ケアプランの管理と再評価
定期的に状況分析を行いサービスが計画的に実施されているかを確認・評価し、必要に応じて利用者様の了解のもとケアプランの変更や見直しを行います。
その他、介護生活に関する問題の相談・解決に向けての調整
事業所の特色
実務経験豊富な「看護師」の 有資格者で構成 |
「八代市医師会 居宅介護支援事業所」として平成15年6月に開設しました。 スタッフは病院での病棟勤務や訪問看護の実務経験が豊富な「看護師」の有資格者で構成されています。 |
---|---|
ケアマネージメントに 医療的な視点からの適切な助言 |
介護を要する高齢者はもちろん、糖尿病・経管栄養・在宅酸素・胃ろう・腎ろう・人工肛門・人工呼吸器など医療依存度の高い要介護者や末期がん、指定難病による要介護状態の方のケアマネージメントに、医療的な視点から適切な助言をご本人・ご家族にいたします。 |
介護保険の有効活用 | 納めた介護保険料が有効活用されるように、利用者様のニーズにあわせて、適材適所に必要な社会資源サービスを導入することを心がけています。 |
介護支援業務の質向上への努力 | 利用者様が住み慣れた自宅や地域でその人らしく生活ができるように支援していくため、研修会・勉強会に参加し介護支援業務の質の向上に努めています。 |